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家族や地域を結ぶ

食事を共にするということを通して、人々は繋がりを深め栄えてきました。家族の食卓での団らん、お祝い事、地域のお祭り、年中行事など、日本の伝統文化の中で、「食は人を繋ぐ役割の中心」でした。

 

家族や親族で食卓を囲む日常的なひとときは、「 いただきます 」から始まる大切なコミュニ ケーションの場で、みんなが顔を合わせ食事をしながら日々感じたことやその日の出来事を語り合うことで、家族の絆を強め、子どもたちに対しては、箸の持ち方や器の扱い方といった「和食」ならではの食の作法を伝えたり、料理を通して味覚や栄養バランスなどを教える大切な機会ともいえます。

 

日常とは別に、お正月や節分、大晦日などの年中行事では普段とは違うその時ならではのお料理をいただきます。

その習慣もまた、 家族や親族の繋がりを深めてくれます。また、それぞれの家ごとの味や伝統が、親から子へと受け継がれていくことにもなります。

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